ゴロゴロシステムズ|労務・メンタルヘルス・IT

既存の給与ソフトの「かゆいところまで手が届かない」を解消するカスタム勤怠管理ツール「SRDragon.」

給与や会計ソフトは、労務管理を効率化し、業務の透明性を高めるための重要なツールです。しかし、実際に運用してみると「こんな機能が欲しかったのに」「もう少し柔軟性があれば…」という不満が残ることが少なくありません。ゴロゴロシステムズでは、そんな「かゆいところまで手が届かない」状況を解消するためのツールを開発しています。

カスタム勤怠管理ツールで「かゆいところ」を解消する

こうした課題を解消するために、カスタム勤怠管理ツールの開発を進めることが有効です。自社の業務に合わせたツールを開発することで、細かなニーズに対応でき、業務効率化がさらに加速します。以下の機能は、既存ソフトでの「かゆいところ」に手が届くポイントです。

手書き出勤簿を給与計算する場合のフロー

手書き出勤簿の例

手書き出勤簿

タイムカード集計ツール(入力画面)

タイムカード集計ツール(集計結果表示画面)

バリデーションのカスタマイズ①4項目未入力ならスキップ

通常の勤怠ソフトでは、すべてのフィールドに必ず入力を求められることが多いです。しかし、業務の現場では、すべての項目が必須であるとは限りません。たとえば、出勤・退勤時間や休憩時間が未確定の場合、一時的に空欄のまま保存したいこともあるでしょう。カスタムツールでは、日付、出勤時刻、退勤時刻、休憩時間がすべて未入力の場合に限り、バリデーションをスキップする柔軟性を持たせることができます。

バリデーションのカスタマイズ②日付と時間のフォーマットチェック

また、日付が2桁の数字、出退勤時間が4桁の数字(HHMM形式)で入力されているかどうかのチェックも行います。入力ミスや形式違いを早期に検知し、正確なデータを確保することができます。このような細やかなバリデーションを組み込むことで、日々の勤怠データ入力がスムーズに進み、後々の給与計算にも役立ちます。

同じ日付の重複エントリーの処理対応

同じ日付に複数の出勤記録が発生することも珍しくありません。例えば、午前中に一度退勤して午後に再度出勤する場合など。このようなケースでは、同じ日付に対して複数のエントリーが入力されます。通常のソフトではエラーになりがちですが、カスタムツールでは、最後の行のみをカウントし、他の行には「下参照」と表示することで、重複した日付の扱いを柔軟に処理できます。

8時間超過の労働時間計算

一日の労働時間が8時間を超えた場合の管理も、カスタムツールであれば簡単に行えます。8時間以内の労働時間と、8時間を超過した時間を分けて集計し、月次集計においても「所定内労働時間」「所定外労働時間」の合計を正確に把握できます。

まとめ

企業によっては運用がクラウド給与計算ソフトが導入できずに手書き出勤表になっているところがあります。
社労士事務所では、その手書き出勤簿表を給与計算時にはデータとして受け取り、
これまでは表計算ソフト(エクセルなど)を使って手計算で日付ごとに正しいか計算をしていました。
それを独自ツールで数値入力するだけで、クラウド給与計算ソフトに入力必要な項目を自動計算で出してくれます。手計算で行うときに生じるヒューマンエラーの防止だけでなく、時間短縮することが可能です。

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